オランダの市民化テスト(Inburgeringsexamen)の内容について

オランダの市民化テストとは何なのか? 

Inburgeringsexamenといういきなり長い単語ですが、後半のexamenはexaminationなのでテストです。前半のinburgeringsはintegration、つまり統合ですかね?統合テストと呼ばれているようです。

What does integration involve?
Learning Dutch is part of the integration process. In addition, you have to learn how Dutch people live and work. After this, you take the integration exam. If you pass this exam, then you are officially integrated. Most people who integrate are asylum migrants (refugees).

一応公式サイトから引用です。

簡単に言うと、オランダ社会に溶け込むという意味でのintegrationで、その過程でオランダ語は当然いるっしょ!ってことみたいですね。

どうでもいいですが、最後の一文が気になりますね…。統合する人のほとんどは難民です?って意味でしょうか。。なぜ書く必要があるのか謎ですが、だれか知ってる方いたらこっそり意味教えてください。

 

誰がいつ受ける必要があるのか?

一番多いケースは、EU・オランダの永住権を申請する場合に、この統合テストに合格したという証明書が必要になるので、そのために受ける人が多いのではないかと思います。

あとは、オランダ人と結婚した方は3年以内に合格する必要があるので、そのために受けざるを得ない場合もあるようですね。

 

どんな試験なのか? 

  1. Participation statement

  2. Reading

  3. Writing

  4. Speaking

  5. Listening

  6. Knowledge of Dutch Society

  7. Orientation on the Dutch Labour Market

1.のParticipation statementはよく分かりません。。市役所でサインすれば良いと書いてありますが。。

2.~6.が通常のテストです。基本的には試験会場に行ってPCに向かってやります。結構な頻度で試験はあるみたいですね。

7.はオランダで働くためのオリエンテーション(求人応募やCVをオランダ語で書けるかなど)ですが、こちらはオランダですでに働いている人は近々免除になるとか(2019年4月現在)。

試験費用は合計で100ユーロ弱という感じです。

オランダ政府の公式サイトはこちらから

 

試験の難易度は? 

現在の試験の難易度はA2レベルと言われています。下から2つ目のレベルなので、正直言ってそこまで難しいものではありません。全くの初心者からでも半年ぐらいきちんと勉強すれば受かるレベルだと思います。

が、2020年から統合テストのやり方を大幅に変えるという話が出ています。今後はB1レベルになるかもしれません。